気の向くままに

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さよならソルシエ 全2巻 一気読み!

 

こんばんは。

 

京都でゴッホ展をやっていると聞いて、行きたいな〜なんて思いながらこの漫画を引っ張り出してきました。

 

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穂積の『さよならソルシエ』!

 

穂積といえば、『式の前日』で鮮烈デビューを果たしたセンス抜群の売れっ子漫画家です。

 

私も平積みになっていた『式の前日』で知ったクチです( ´ ▽ ` )

『式の前日』も素晴らしい短編集でした。

 

そんなセンス抜群の作家が次の中編で選んだテーマはゴッホ兄弟!

 

実は私はめちゃくちゃゴッホが好きなんですよ。どのくらい好きかというと、ゴッホ晩年の地、フランスのオーヴェール・シュル・オワーズを訪れたことがあるくらい好きですね( ´ ▽ ` )

 

なので、楽しみな反面、どう描いてあるんだろうと題材が好きすぎてドキドキしました!

 

結果はほんと、ほんと驚くような仕掛けで。

いやあ、やってくれたなあ〜!!って感じでした。読者はフィンセントへの違和感をずっと抱えたままラストを迎えるのですが、この違和感がこのラストのために与えられ続けていたのかと圧巻。

 

一応歴史モノなのでこの展開には反対派もいるだろうなとは思いますが、極上のエンターテイメント!素敵でした( ´ ▽ ` )

 

ただ、たぶんゴッホとテオの概略を知っていてこその大どんでん返しなので、正直少女マンガ読者にこの驚きがどれだけ伝わっているかは微妙です(笑)

 

ゴッホとテオを知らなくても、美しい絵と、練られたシナリオに魅せられることは間違いないのですが(^^)

 

 

『式の前日』も、短編の完成度、満足度に驚きましたが、『さよならソルシエ』も2巻でほんとにうまくまとまっていました。

話を書くことが上手い人はこんなにコンパクトかつ濃厚に表現することができるのか、と圧倒されました。

 

他の追随を許さない抜群のセンス、これからの作品が本当に楽しみです。