気の向くままに

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金の国 水の国 感想

 

こんばんは。

ついに三連休も終わって、本格的に2018年が始動しましたね。

私も泣きながら社会復帰しています。゚(゚´ω`゚)゚。

 

さて今日は残業帰りで明日も早いので、さくっと1巻完結のものをと手に取りました。

 

金の国 水の国岩本ナオ

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このマンガがすごい2017のオンナ編1位だったこともあり、かなり話題になりましたね!

 

私が話題作をきちんと買っているのは割と珍しいのですが(笑)、岩本ナオ作品は『町でうわさの天狗の子』で大ファンになっていたので、秒速でレジに持って行きました。

 

いや、それにしても小学館、特にフラワーズはほんと骨太というか、少女漫画の枠組みを超える『物語』を持ってきてくれますよね。

 

さすが辞書とか出してる老舗出版社だなあと惚れ惚れ。

 

少女漫画会での小学館といえば、大丈夫かと心配になるくらい性描写で儲け主義に走ったイメージも根強いので(ゲフンゲフン)、こういう唸るような作品に出会うと、本当嬉しく思います。

 

 

さてほんととにかく買ってください読んでくださいと言う以外にどんな言葉でこの作品をすすめたらいいのかわからないくらい魅力が満載な今作。

 

壁ドンもアゴクイもなければ、

チートイケメンも、健気で一生懸命で愛されるヒロインも出てこない。

 

でもそこには羨ましくなるような愛情とロマンスがあって、少年漫画のような疾走感もあって、なおかつディズニー映画のような安定のハッピーエンドもある。

 

読後感がとにかく幸せで、

哲学的な問い、例えば「美しさとは」といったものが深くテーマとして掘り下げられているにも関わらず、説教くさくなくて。

 

いやこれをセンスといわずなんというだろう。

 

大切なものがたくさん詰まった、宝物のような物語です。

これが「少女漫画」っていう媒体で発表されたことがなにより嬉しい。少年漫画じゃこうはいかない。絵本でも童話でもなく、これは生粋のの「少女漫画」。

 

でもその枠組みにとらわれることなく瑞々しくて、物語に吸い込まれていく感じ。

 

大好きです。ほんと久々に定価以上の価値がある1冊に出会った気持ち。

 

1巻で本当に完結するので、ぜひぜひお手に取ってみてください。

(1巻でこの満足度ってのもすごいですよね!)